結論(まずここだけ)
- お金をかけずに動くなら 公園+河川敷(河濱公園)+学校のトラック開放時間。
- しっかり鍛えるなら 国民運動中心(公営スポーツセンター) か 民間ジム。
- 雨の日は 公営スポセンの室内コート・プール が最強。
「無料→安い→本格」の順に、使い分ければコスパ最高です。
1. 無料で気持ちよく:公園・河川敷(河濱公園)
- 何ができる? ランニング、ウォーキング、サイクリング、外トレ器具(懸垂・レッグプレス等の“體健設施”)、バスケ/テニス/バドの屋外コート(先着・譲り合い)。
- 特徴:夜でも明るい所が多く、夏は朝6時前後/夜8時以降が涼しくて◎。
- 探し方:地図で「河濱公園」「體健設施」「自行車道」と検索。台北〜新北は川沿いに超ロングのサイクリングロードが続きます(YouBikeで流すのもおすすめ)。
ひとこと中国語
- 這裡可以運動嗎?(ここで運動していいですか?)
- 這個場地有人預約嗎?(予約ありますか?)
2. 学校のトラック/大学の運動場(準・無料)
- 開放パターン:授業時間外(早朝・夕方〜夜)、週末や休校日だけ外部開放する学校が多いです。
- ルール:ゲートで身分証の提示・氏名記入、グラウンドはスパイク禁止・ペット不可など掲示あり。イベントや試合の日はクローズ。
- 探し方:地図で「國小/國中/高中 操場 開放」「田徑場 開放時間」「大學 操場」の語で検索。門衛さんに「開放到幾點?(何時まで開放ですか)」と聞けばOK。

3. 公営の国民運動中心(安い×設備そろう)
- 中身:トレーニングジム、プール、バド/卓球/バスケ、ヨガ/ダンス室など。
- 料金の目安:1回100〜200元前後(施設ごとに違う)。回数券あり。
- メリット:短時間の都度払いで気軽に入れる。シューズ・キャップ等のレンタルもあり。
- 探し方:「國民運動中心+地名」「XX運動中心」。大都市は各区にあります。
使える言い回し
- 單次入場要多少錢?(ビジター料金はいくらですか)
- 今天還有名額嗎?(本日枠ありますか)
4. 民間ジム(24h〜大型)で“習慣化”
- チェーン例:World Gym/Anytime Fitness/Fitness Factory(健身工廠)など。
- 料金の目安:月1,000〜1,800元あたりが一般的(店舗・契約条件で差)。
- 注意点:自動更新・解約条件・手数料を必ず確認。英語/日本語OKのスタッフがいる店舗も多いです。
- メリット:24hや店舗相互利用、フリーウェイト充実、シャワー快適。

5. プール・スタジアム・屋内コート
- プール:公営スポセンに併設が多い。キャップ必須、ビーチサンダルが便利。
- 陸上競技場(田徑場):市立のスタジアムは一般開放時間が設定されがち。インターバル練に最適。
- 球技コート:バスケは公園にリングだらけ。バド/卓球はスポセンで時間貸しが手堅い。
6. 低コストで“続く”運動アイデア
- YouBikeで有酸素:通勤と練習を兼ねる。川沿いを往復40〜60分で気持ちよく。
- 公園サーキット:懸垂10回→ベンチでディップス→スプリント100m×5→ストレッチ(30分完結)。
- 階段トレ:MRT駅や高台公園の階段を上り下り×10本(雨の日も可)。
7. 季節・気候のコツ(超重要)
- 暑さ:4–10月は朝夕にシフト。塩分タブレット&水を携帯。
- 空気:一部エリアはPM2.5が上がる日あり。体調に合わせて屋内へ。
- 雨・台風:無理せず屋内 or 休養。河川敷は水位注意。
- 日差し:帽子・日焼け止め・サングラス必携。
8. 目的別の最短ルート(迷ったらこれ)
- 筋トレを再開 → 家or職場最寄りの 國民運動中心 で週2ビジター → 続いたら民間ジムへ移行
- 走力UP → 近所の 學校操場(トラック) の開放時間でインターバル、普段は河濱でLSD
- ダイエット → YouBike通勤+公園サーキット を毎日20–30分
- 泳ぎたい → スポセンのプール(回数券)で週1–2、フォーム動画で自己チェック
9. そのまま使える中国語フレーズ
- 可以借一下這個器材嗎?(この器具、使ってもいいですか)
- 我們可以輪流用嗎?(一緒に回して使いましょうか)
- 謝謝,辛苦了!(ありがとう/お疲れさま!)
10. まとめ:無料×安い×本格を“ハイブリッド”で
平日は公園・学校トラック、週末はスポセン、忙しい週は24hジム。
このハイブリッド運用が、台湾生活ではいちばん続きます。
“運動できる場所”は思っている以上に多い。今日の気分と天気で選ぶだけでOK。
さあ、水だけ持って外へ。台湾は、運動がはかどる国です。