〜まさかの全員お休み、しかもカラオケ満席!?〜
😲 台風で…本当に全員休み!?
日本では、台風が来ても「自己判断で出社してください」と言われたり、
強風の中をびしょ濡れで出勤するのが当たり前。
「台風で休み」なんて、せいぜい小中学校くらいの話です。
でも台湾では――
政府が「明日は台風休みです!」と発表すると、会社も学校も全部休み!
しかもこれ、有給じゃなくてちゃんと給与も出るケースが多いんです。

「え?みんな同時に休み?電車も止まる?…そんなことあるの!?」
日本のサラリーマン感覚からすると、これは衝撃です。
🕘 発表は前日の夜8時ごろ
台風休み(颱風假)は、各県市政府が前日の夜8時ごろに公式発表します。
翌日が休みかどうかは、この時間にならないと確定しないため、
多くの台湾人がその時間にテレビやネットをチェックしてドキドキしています。
そして「休み」と聞いた瞬間、LINEグループが一斉にざわつきます。
🎤 休みなのにカラオケ満席の謎
日本人的には「台風=家にこもって安全第一」ですが、
台湾では「せっかくの休みだし遊びに行こう!」になる人も多いです。
- カラオケ(KTV)は予約で満席
- 映画館のチケット完売
- ショッピングモールが混雑
- カフェで勉強する学生多数
休み=避難ではなく、休み=レジャーという発想。

☂️ でも本来は安全のための制度
もちろん、台風休みは外出しないで命を守るための制度です。
特に南部や沿岸部では高潮や浸水の危険があり、
大雨や突風で木が倒れたり看板が飛ぶこともあります。
だから、旅行者は「遊びに行って大丈夫かな?」ではなく、まずはホテルや安全な室内で待機が正解です。
📝 日本人から見たカルチャーショックまとめ
- 台風で会社も学校も全員休みになること自体が衝撃
- 休みが前日の夜に急に決まる
- 本来は安全のためなのに、外出して遊ぶ人が多い
- カラオケ・映画館・モールは満席になることも
🎯 旅行者の心得
- 台風休みが発令されたら、予定は全てキャンセルか延期
- ホテル周辺の営業状況を事前チェック
- 食料・飲み物を前日に買いだめ
- 外出はできるだけ避ける(安全第一)
日本では絶対ありえない“政府公認の全員休み”。
驚きつつも、台湾らしいおおらかさと生活の知恵を感じる文化です。